Gilbert Goldfish Wants a Pet -金魚のギルバート、ペットを飼いたい-
作:Kelly Dipucchio、イラスト:Bob Shea。
あらすじ
金魚のギルバートはペットを飼いたくて仕方ありません。
イヌ、ネズミ、ハエが金魚ばちの周りをぐるぐると回るたび、ギルバートは「ぼくのペットだ!」と喜びます。でも、イヌはうるさすぎてギルバートはうんざり。ネズミはしばらくすると飽きてどこかへ行ってしまいます。ハエは人間にやっつけられて悲しい結末に・・・。
最後には、ネコっぽい魚(ナマズ?)が水槽に加わり、ギルバートは念願のペットを手に入れて(!?)、めでたしめでたし。
英語学習者の視点から ~覚えた単語や言い回し~
・magnificent (豪華な、すばらしい)
・desperately (必死に、ぜひとも)
・glub (水がぶくぶくいう音 →この本では動詞として使用。"Gilbert glubbed."のように)
・wag (動物がしっぽを振る)
・lick (なめる)
・peer (のぞく)
・sniff (においをかぐ)
・gulp (ぐいぐい飲む →悲しみを飲み込む、ハッと息をのむ、の意も)
・whiskers (ひげ;人間の頬ひげ、動物のひげ)
お気に入り度:★★★★★
金魚がペットを飼う、という発想がおもしろく、ペットが来たと期待したギルバートが毎回がっかりする描写やイラストも、クスッと笑ってしまいます。
最後はハッピーエンドですが、「それってペットではなく友達では??」と、突っ込みどころも満載です。
なめる、のぞく、においをかぐ、などの生活用語がたくさん覚えられたのも収穫でした。