アメリカえほん記

アメリカで読んだ英語絵本の記録です。

Gilbert Goldfish Wants a Pet -金魚のギルバート、ペットを飼いたい-

作:Kelly Dipucchio、イラスト:Bob Shea。

f:id:tokumur6:20160110235756j:plain

 

あらすじ

金魚のギルバートはペットを飼いたくて仕方ありません。

イヌ、ネズミ、ハエが金魚ばちの周りをぐるぐると回るたび、ギルバートは「ぼくのペットだ!」と喜びます。でも、イヌはうるさすぎてギルバートはうんざり。ネズミはしばらくすると飽きてどこかへ行ってしまいます。ハエは人間にやっつけられて悲しい結末に・・・。

最後には、ネコっぽい魚(ナマズ?)が水槽に加わり、ギルバートは念願のペットを手に入れて(!?)、めでたしめでたし。

f:id:tokumur6:20160110235758j:plain

 

英語学習者の視点から ~覚えた単語や言い回し~

・magnificent (豪華な、すばらしい)

・desperately (必死に、ぜひとも)

・glub (水がぶくぶくいう音 →この本では動詞として使用。"Gilbert glubbed."のように)

wag (動物がしっぽを振る)

・lick (なめる)

・peer (のぞく)

・sniff (においをかぐ)

・gulp (ぐいぐい飲む →悲しみを飲み込む、ハッと息をのむ、の意も)

・whiskers (ひげ;人間の頬ひげ、動物のひげ)

 

お気に入り度:

金魚がペットを飼う、という発想がおもしろく、ペットが来たと期待したギルバートが毎回がっかりする描写やイラストも、クスッと笑ってしまいます。

最後はハッピーエンドですが、「それってペットではなく友達では??」と、突っ込みどころも満載です。

なめる、のぞく、においをかぐ、などの生活用語がたくさん覚えられたのも収穫でした。

 

www.amazon.com