The Best Nest -いちばんのおうち-
作:P. D. Eastman。
あらすじ
鳥のバードさんは歌が大好きで、おうちの巣箱も大好き。でも、バード夫人は巣箱に飽きて引越したいと思っています。そこで2羽は、新しい家を探しに行きます。
でも、よさそうな場所にはすでに別の動物が住んでいたり、くつや郵便ポストなど別の用途があるものだったり。
結局、バード夫妻は、教会の鐘の上に巣をつくることに決めました。
2羽は巣の材料となる藁やストロー、セーターの毛糸や馬の毛まで抜いてきて、頑張って素敵な巣を作りました。
バードさんが教会の屋根の上でご機嫌に歌っていると、人がやってきて12時の鐘を鳴らしました。鐘のすぐ上にいたバード夫人は、あわてて逃げて行きました。
巣に戻ったバードさんは、バード夫人をあちこち探して回ります。そして太った猫のそばに茶色の羽を見つけると、バード夫人が食べられちゃった、と泣きながらその場を離れます。
飛んでいるうちに雨が降ってきて、気づくとバードさんは引っ越し前に住んでいた巣箱まで来ていました。
雨宿りをしに中に入ると、なんとそこにはバード夫人が!
バード夫人は心変りして、元の家に戻ってきたのでした。たまごをあたためていたバード夫人、「母鳥にはこの家がいいわ」ですって。
英語学習者の視点から~覚えた単語や言い回し~
特になし
お気に入り度:★★★☆☆
"I can read it all by myself"シリーズの絵本。「ひとりでよめるよ」シリーズという名の通り、単語も文法もとても簡単で読みやすいです。
同じシリーズには同じ作者の「Are You My Mother?」もあります。(この作者さん、鳥が好きですね・・・)
文章は簡単ですが、64ページと結構ボリュームがあります。
イラストが単調ではなく、いろんなシーンがいろんな角度から描かれているので、小さい子供でも飽きずに最後まで楽しめると思います。