CRAZY LIKE A FOX -キツネのようにずる賢い-
作:Loreen Leedy。
あらすじ
"A Simile Story"の副題のとおり、たとえ(Simile=直喩)をたくさん紹介している本です。
単なる比喩もあれば、イディオムもあります。
きつねのRufusとその友達たちのお話ですが、物語というよりはひたすら比喩表現を列挙したものを、強引に物語に仕立てたという感じ、ストーリー性はあまりありません。
英語学習者の視点から ~覚えた単語や言い回し~
・crazy like a fox (ずるがしこい、抜け目ない)
・sleep like a log (泥のように眠る、ぐっすり眠る)
・as fresh as a daisy (元気はつらつ)
・shake like a leaf (怖くて震える)
・mad as a hornet (カンカンに怒る;hornet=スズメバチ)
・slippery as an eel (ぬるぬるすべる、捕えどころのない、信用できない)
・like looking for a needle in a haystack (ほぼ不可能だ)
お気に入り度:★★☆☆☆
どれが直喩でどれがイディオムなのかよくわからず、私にとってはすごく難易度の高い本でした。
比喩表現に注目しすぎるとストーリーが楽しめないうえ、そもそもストーリー性があまりないので、4度ほど読みましたが結局挫折しました。
でも、根気強く読めば、あるいはイディオムを気にせず素直にイラストを楽しみながら眺めれば、自然に比喩表現を覚えられる絵本なのかもしれません。