アメリカえほん記

アメリカで読んだ英語絵本の記録です。

Meet the Barkers -ふたごのバーカー-

作:TOMIE dePAOLI。

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あらすじ

Moffie(姉)とMorgie(弟)はふたごですが、Moffieはしっかりもの、Morgieはのんびり屋。

ふたりは小学校へ通うことになり、学校でもMoffieは弟の分まで自己紹介したり、先生の質問になんでも答えたりします。

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 一方、弟のMorgieは先生の質問には答えられません。でも、大好きな恐竜の絵本をクラスメイトに見せては友達を増やしていきます。

ある日、Moffieは先生から「みんなと遊んでおいで」と言われ、自分にはまだ友達がいないことに気づきます。積み木で遊び始めても、他の子と競い合うばかりで仲良く遊べないMoffie。そこへMorgieが仲裁に入ってくれ、Moffieは初めてのお友達ができます。

その日の先生の質問は恐竜について。Morgieも、この日初めて先生の質問に答えることができました。

MoffieもMorgieも、今まで得られなかったものを手にして、学校がもっと好きになりました。

 

英語学習者の視点から ~覚えた単語や言い回し~

 ・use up (使い切る)

 

お気に入り度:

長い本ですが、使われている単語は簡単で特に苦労なく読めました。

物語の中心である学校のできごとの描写に入る前に、家でのできごとや買い物中のエピソード、小さい頃のエピソード、 など盛りだくさんで、やや間延びしている感じでした。(タイトルが「Meet the Barkers」と曖昧なのもそのせいかも。)学校のエピソードだけでも十分にふたりのキャラクターは伝わるのになぁという感じです。タイトルも「Barkers go to school」とかで良いのに。

登場人物(全部イヌ)の表情も、擬人化された動きも、とってもラブリーです。小学校のイラストではいろんな種類の犬が出てきて、癒されます。

 

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