アメリカえほん記

アメリカで読んだ英語絵本の記録です。

CHOPSTICKS -おはしのぼうけん-

作:Amy Krouse Rosenthal、イラスト:Scott Magroon。

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あらすじ

何をするのも一緒のふたり(2本)。普通の動きでは飽き足らず、新しい技の練習を始めました。

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すると、1本が折れてしまったのです。

治るまで(糊がくっつくまで)安静にすることになり、折れたはしが相棒に「君は出かけるべきだ」と勧めます。

1本では何もできない、と最初は不安だった相棒も、そのうち一人でもできることがたくさんあると知ることになります。

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離れている間に、それぞれがより強くなって、その後はますます多くのことができるようになりました。

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英語学習者の視点から ~覚えた単語や言い回し~

・culinary (台所用の、料理の)

・whisked away (素早く運び去る)

・stir (かきまぜる/動き回る)*

・plain (まったくの/飾りのない)**

・stump(ed) (当惑する/切り株)**

・revelation (発覚、新事実)

・toast (トースト/乾杯)***

 

お気に入り度:

ダジャレ的な言い回しが多くて、語彙力は問われますが、理解できたらくすりと笑えます。

*「No one stirred, not even spoon.」→文章の意味は「誰も動かなかった」だろうけど、stir(かきまぜる)とspoonをかけている。

**「Chopstick was just plain stumped.」→「まったく当惑した」の意味だろうけど、つるんとした切り株っぽいものの上にはしがあるイラスト。

***「Knife knew this revelation called for a toast.」→トーストが乾杯しているイラスト。

 

でも、ダジャレが理解できなくても、単純に設定のシュールさやイラストのゆるっとした雰囲気だけで十分笑えます。

 

Chopsticks

Chopsticks

  • 作者: Amy Krouse Rosenthal,Scott Magoon
  • 出版社/メーカー: Disney Book Group
  • 発売日: 2012/01/31
  • メディア: ハードカバー
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