アメリカえほん記

アメリカで読んだ英語絵本の記録です。

I Broke My Trunk! -ぞうがはなをけがしたわけ-

作:Mo Willems。

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あらすじ

鼻をけがしているぞうのジェラルドに、豚のピギーが理由を聞きます。

「それには長くて驚きの物語があってだね…」「聞きたい!」

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話し始めるジェラルド。「カバと遊んでいて、鼻にカバを乗せてやった。」「サイもやってきて、それも乗せてやった。」「カバの妹が来て、ピアノを弾きたいというからピアノごと乗せてやった。」

そのたびに質問するピギー。「・・・それはあなたが鼻をけがした理由?」

「いや、ぼくの話になるのはもっと先」

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ついに怒りだすピギー。「結局、どうして鼻をけがしたのよ!?!」

「君に面白い話を聞かせてあげようと思って走って・・・つまずいてころんで・・・」

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これを聞いたピギーは、「私に話を聞かせてくれようと走ってきて鼻をけがしたの!?クレージー!」と、誰かにこの話を聞かせようと走り出して、転んで鼻を・・・。

 

英語学習者の視点から~覚えた単語や言い回し~

・run to (~の状態になる) 

 

お気に入り度:

I Will Take A Nap! 」と同じ、Elephant & Piggieシリーズ。

単語も文法も難しくないのに、この本の面白さを理解して心から笑うのはやっぱり難しいです。(結局、ぞうがカバやサイを鼻に乗せたことは事実なのかどうかすら、いまだに理解できていません・・・)

 でも、イラストが面白いし紙面もシンプルなので、なんだか手に取ってしまうシリーズなのです。

ゾウの鼻を意味する"trunk"ですが、メインの意味は「木の幹」。ゾウ以外の動物は、鼻をtrunkということはありません(たぶん)。ちなみに豚の鼻はsnout。日本語だと全部「鼻」なのに、形状で呼び方が変わるのが面白くもあり、難しくもあるところです。

 

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