Pinkalicious: Pink around the Rink -ピンカリシャス スケートに行く-
作:Victoria Kann。
あらすじ
ピンクが大好きな女の子、ピンカリシャスのお話。
ピンカリシャスはお母さんにスケート靴をプレゼントしてもらいました。でも、それは何の変哲もない白。そこでピンカリシャスは、マーカーで靴をピンクに塗りました。
次の日ピンカリシャスは家族でスケートに出かけます。
優雅に滑るつもりでいたのに、よろけて転んでばかり。お尻も痛いし、滑った氷の上にピンクの線がたくさんついてみんなが見るし、濡れたスケート靴にもその跡が写って、散々!
でも、お母さんに「氷はとってもきれいよ」と励まされ、ピンカリシャスは、お父さんに手を引いてもらって頑張ることにしました。
今度はうまく滑れて大満足。またスケートに行くのが待ちきれなくなりました。
英語学習者の視点から~覚えた単語や言い回し~
・Ta-da! (ジャジャーン!:日本語の「ジャジャーン」と同じリズムで読む)
・graceful (優雅な、上品な)
・wobble (ぐらぐらする)
・streak (すじ、しましま)
・messy (汚れた)
・swoop (飛びかかる、襲う)
お気に入り度:★★★★☆
女の子に大人気のピンカリシャス絵本。小1の子が一人で読める、というシリーズなので、一文一文が正しい文法の短い文章で構成されていて、読みやすいです。
ピンカリシャスが靴にマーカーで色を塗ってしまったり、うまく滑れなくて癇癪を起したり、この突飛でわがままなところが「典型的な子供の行動」という感じで、深く共感しながら読みました。
ピンカリシャスが髪型といい行動といい娘にそっくりなので、娘のことが書いてあるようにしか思えません・・・。
イラストは、色遣いがきれいで、特にリンクのピンク模様がいい感じです。