RABBIT'S GOOD NEWS -うさぎのよいしらせ-
作:Ruth Lercher Bornstein。
あらすじ
ウサギの子は、家族がまだ寝ている夜明けまえに目を覚まします。
巣穴から顔を出すと、何かが自分を呼んでいるような気がしますが、それが何なのかわかりません。そこで、ウサギの子は巣穴からとびだして探しに行きました。
咲きかけの花、土から顔を出すみみず、たまごから孵ったばかりのヒナ、飛び方を練習しているちょうちょ。
ウサギは、いろんなものに顔を近づけたりにおいをかいだりして、あの優しい緑色の音は何なのかを探します。
草の上にじっと座って耳を傾けていると・・・ウサギはふいに理解しました。
そして、巣に戻って家族に伝えます。
「春が来たよ!」
英語学習者の視点から ~覚えた単語や言い回し~
・ruffle (くしゃくしゃにする、波立たせる)
・wiggle (くねくね動く)
お気に入り度:★★★☆☆
空の色がとてもきれいで、巣から飛び出していくウサギの後ろ姿がとってもキュートです。
物語は、奇をてらったところもなくありきたりですが、ほんわかとしていて春先の季節に読むのにいい感じだと思います。