アメリカえほん記

アメリカで読んだ英語絵本の記録です。

YOKO -ヨウコー

作:Rosemary Wells。

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あらすじ

ヨウコは学校にお寿司のお弁当とあずきアイス持って行きます。

でも、クラスメイトからは「変なの!」「そんなのしまってちょうだい」などと言われ、悲しくなります。

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それを知った先生は、次の月曜日を「International Food Day」と決めます。

月曜日、みんなはいろんな国の料理を持ってきて分け合いますが、誰もヨウコのお寿司には手を付けません。でも、ランチタイムが終わる頃、まだお腹がすいていたティモシーがヨウコのところにやってきます。

ヨウコは箸の使い方を教えてあげて、ティモシーはお寿司を全部食べます。

次の日のランチの時間、ヨウコとティモシーは机をくっつけてレストランごっこをし、一緒にサンドイッチとお寿司、ブラウニーと緑茶アイスを食べました。

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英語学習者の視点から ~覚えた単語や言い回し~

・weirdo (風変わりな人)

snort (鼻息荒く言う)

・nibble (少しずつかじる)

・polish off (素早く片付ける、たいらげる)

 

お気に入り度:

クラスメイトがヨウコに投げかける言葉がひどくて、胸が痛くなります。

いくら絵本とはいえちょっとひどいんじゃ、と思ったのですが、実際に何人もの友人(在米日本人)から「おにぎりを学校に持って行くとからかわれる、と子供が言うので、お弁当はいつもサンドイッチやパスタ」と聞いたので、大げさでもないのかもしれません。考えさせられます。

我が家の子供たちが通う小学校では、珍しがられはするものの、からかわれることはないようです。逆に、「友達に分けてあげるから、小さいおにぎりを何個か作って」と言われるほど。

動物や食べ物のイラストのリアルさが絶妙で、ついつい何度も見てしまいます。

 

Yoko

Yoko